便秘を解消する運動といっても、自宅ではやるスペースが無いと悩んでいる方も多いです。
だからといって外で運動をするにしても人の目を気にしてしまうし、夜中にやる場合は犯罪等の危険に巻き込まれる可能性もあります。
そこで、椅子の上でも出来る便秘解消トレーニングをご紹介します。
まず椅子に腰をかけて片足を上げます。
この時余裕があるようならば膝から下だけでは無く太ももまで上げます。
この状態で5秒間キープします。
終わったらもう片方の脚も上げます。
文を読むと簡単そうなトレーニングですが、これが実はとても辛いです。
腹筋やお腹回りのインナーマッスル、お尻の筋肉に効いてくるのがわかります。
バランスが崩れると危険なので、片足をあげる際には必ずもう片方の脚を地面についた状態にしてください。
慣れてきたら、上げている方の脚とは別の方向に上体を傾けて腸をねじる感じで運動をします。
ねじる事で、腹斜筋というお腹の横の筋肉が付いていきますし便秘を解消する事が出来ます。
女性の場合、腹筋は勿論この腹斜筋の筋肉量が男性に比べて極端に少ないです。
その為、女性は男性に比べて便秘に悩む方が多いと言えます。
ねじる動作を加える事で、程良く腸に刺激を与えられますし、腸内で停滞していた便や毒素が下へ下へと降りていきます。
この運動に慣れてきたら、次のステップとして空気椅子があります。
その名の通り、足に力を入れて、椅子から腰を浮かせる運動をします。
この時に必ずバランスの良い椅子を選ぶ事が大切です。
もしも、車輪のついている椅子でやってしまうと転倒をして頭を打ってしまう可能性もあるので、必ず4つ足が地面についた椅子を選ぶ様にしてください。
空気椅子も見た目以上に辛い運動です。
しかし、排便の際にいきむ力が付きますし、空気椅子運動をするだけで便意を催すケースもあります。