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便秘薬依存症について

人の脳は様々な物に依存しやすいです。
自分は大丈夫だと思っている方の方が危険な事があります。
便秘に悩んでいる方は、自分でも気づかないうちに便が出ない、今後どうしようかというストレスを抱えています。
そこに便秘薬を無理に使い、便が出る事でドーパミンが分泌されて嬉しい気持ちになる事が出来ます。
今までの、今後便秘でどうなるんだろうという気持ちが解消されるので晴れた気持ちになる事が出来ます。
しかし、それが便秘薬依存症の怖さでもあります。
ドーパミンが分泌される事で、脳が快楽を覚えてしまいます。
一度脳が快楽をしってしまうと、どうしてももう一度その快楽を求めてしまいます。
それに便秘薬を使って便秘を解消しても、また便秘が再発した時に不安感に襲われ、便秘薬を使用してしまいます。
最初は1回目だから良いか、2回目だから良いかと思ってもどんどん便秘薬で便を出す快楽や開放感を感じてしまい飲む量が増えていきます。
脳の開放感とは裏腹に、便秘薬を使う事で腸内では異常な事態が発生しています。
薬によって無理に動かされた腸は傷だらけになっていますし、善玉菌も薬によって流れ出てしまうので悪玉菌の巣窟になってしまいます。
便を作る機能も停止しかけてしますし、より便秘が悪化してしまいます。
便秘が悪化するとまた不安な気持ちが再発し、脳が薬を使って便を出す快楽を求めてしまいます。
そこからはもう自分でも制御出来なくなってしまいます。
体が勝手に大量の下剤や便秘薬を服用する様になりますし、副作用の事よりも便秘薬を飲む快楽だけを求めてしまいます。
腸に便秘薬の耐性が出来てしまうと、飲む量もどんどん増えていきますし、1日に便秘薬1箱を消費する程の依存症になる方も居ます。