便秘の仕組みとして、ストレスやイライラする事により、腸の副交感神経が刺激されて腸の蠕動運動が止まってしまう為に起こるものがあります。
イライラしてしまうのは性格だからしょうがないと諦めている方も多いですが、イライラするのは性格では無く、カルシウム不足による物もあります。
カルシウムが不足すると、自律神経のバランスやホルモンバランスが上手く保てなくなりますし、ちょっとした事でも腹を立てたり、ストレスに感じたりする様になります。
自分は怒りっぽい性格である事に当てはまる方は、必ずカルシウムを多く取らなければなりません。
カルシウムは自律神経のバランスを整えるだけでは無く、骨を丈夫に成長させてくれる働きもあります。
カルシウムが不足すると、ちょっと転んだだけでもすぐに骨折してしまったり、体が歪んでしまったりするので注意が必要です。
カルシウム不足によりイライラが起こり、そのイライラによって腸の副交感神経に異常が起こり便秘が起こるという悪循環を止める為に、まずはカルシウムが多く入った食品を口にする事が大切になります。
カルシウムが多く入った食品として、牛乳があります。
牛乳は子牛を大きく育てる為に、沢山の栄養が入っているので免疫力も付きますし、腸にとっても嬉しい飲料です。
それ以外にもヨーグルトやチーズもありますが、これらの食品にはカルシウムだけでは無く乳酸菌という腸内細菌を元気にする成分も入っているので、便秘には一石二鳥です。
しかし牛乳等の乳製品を食べるとお腹を壊してしまう方も居ます。
そこでお薦めなのが、煮干し等の小魚です。
これらの食品にもカルシウムが多く入っているので、スナック菓子を食べる感覚でポリポリと日頃から食べる事が大切になります。