足の指には沢山のツボがありますが、腸の活動と繋がっているツボもあります。
足の指は押すよりも体操によって筋肉がほぐれていきますし、血流も良くなっていきます。
しかし足の指は普段動かさない箇所なので、血流が停滞している方が多いです。
それにハイヒール等、足の血行を悪くする靴を履く事で足が冷えてしまい、腸の活動が弱まってしまいます。
そこで、朝や寝る前に足の指をグーパーする体操をすると良いです。
まず布団の上に仰向けになるか、あぐらをかいて足の裏を膝の上に持ってきます。
次に5本の足の指が全て開くように力を入れて、今度はグーのポーズを取る様に全ての指を閉じます。
この体操を両足10回3セット程やる事で、便秘の解消に効果があります。
意外と、便意を感じる時やトイレに座っていきむ時も足の指のツボが使われている事が多いです。
長い便秘に苦しんでいる方でも、朝起きた時と寝る前にしっかりと足指体操でツボを刺激する事によって、便意を催すかもしれません。
足指グーパー体操は、足の冷え性にも効果的です。
足の血流を良くする事で冷えを溜めにくくしますし、全身の血流も良くなっていきます。
足の指は体の末端ですし、血液の折り返し地点でもあります。
そこのツボをしっかりと刺激する事で、全身の隅々に血が行き渡ります。
足の指だけでは無く、手の指もグーパーするとより効果が期待出来ます。
手の指場合だと、乱暴にグーパーしてしまうと関節が傷つきやすくなってしまうので、必ずゆっくりと血の巡りを意識しながらやると良いです。
便秘や冷え性等の問題から、手足が温まってストレス解消の効果も期待する事が出来ます。
誰にでも簡単に出来る運動なので、是非試してみてはいかがでしょうか。